四季折々   NO.13 (自宅の草花&花木を記載
カランコエ(紅弁慶)

一個体
窓際のカランコエ

アップ
非耐寒性 多肉植物
ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属
学名:Kalanchoe blossfeldiana cv.
和名:紅弁慶(べにべんけい)
原産地:マダガスカル
品種も多く丈夫で簡単に育てられる。

真上より
日当たりの良い屋外又は室内の窓際
(夏は明るい日陰 強い太陽は葉焼けします
(冬は凍らせないように室内に入れ、理想的5℃以上で栽培)
短日性植物なので、夜間照明などで明るくなる所に置いていると、花芽が付きません。夜はちゃんと暗くなる所に置く。

真上からアップ
水はけの良い土を好むから、培養土又は赤玉土(小粒)と
桐生砂と腐葉土を2:1:1で混ぜるとよい
?\? ???£?¢たら給水。過湿を嫌うからやりすぎないこと。
紅弁慶草の種類は非常に多い(花も色も)。
斜め上
肥料は春の成長期に与える(4〜6月)
緩効性化成肥料を月に一回 又は 液肥を7〜10日に一回 のペースでやる。
植替えの適期は4〜5月、繁殖のための挿し木は5月に。
カイガラ虫,ハダニ,ウドンコ病,黒星病に注意 
斜め上よりアップ

咲き終わった花がらを早めに摘み取ると、すぐ横に付いているつぼみに養分が回り育つがが、花がらを取らずにいると咲かないでだめになってしまう事もあり。
長く咲かせるには、出来るだけ花がらを取って育てる。 環境が良く、'07.1.7から開花始める
webよりwebよりこのように種類は多い

webより

開花一ヶ月後のカランコエ
開花一ヶ月後('07.2.8)

カランコエ合成、拡大写真へ
写真 or ここをクリックすると拡大

カランコエ12
カランコエ・ミラベラ('10.3.28)

カランコエ13
先端の花アップ
カランコエ14
所狭しと付き開花した花('10.3.28)
カランコエ15
今季も開花始める鉢植えミラベラ
カランコエ16
カランコエ・ミラベラ開花

窓際のミラベラを逆光で撮る('11.2.10)
カランコエ八重1八重カランコエ2色
CALANDIVA=カランディーバ(2013.3.23)
カランコエ八重2
花の部分Up

カランコエ八重3
昨年購入した八重咲きカランコエ

今年も見事に開花('13.3.25)

カランコエ八重4
八重咲き黄色花カランコエ
カランコエ八重5
ピンク八重咲き
カランコエ八重6
頭頂より見るカランコエ
    順次更新します。 乞うご期待!

キキョウ(桔梗)

桔梗・蕾
桔梗のつぼみ(7/11自宅)
一風変わった蕾で、花びら同士が風船のようにピッタリつながるため "Balloon flower" という英名を持つ
桔梗根はサポニンを含み生薬とされる。

学名 Platycodon grandiflorus
キキョウ科の多年生草本植物

日当たりの良いが所に育ち、日本全土に分布
秋の七草の一つ根は太く、草丈40〜100cm
葉は互生で長卵形、縁には鋸歯がある。蕾の状態では花びら同士がピッタリとつながり、 "Balloon flower"の英名も
6〜9月にかけて星形の花を咲かせる。花冠は広鐘形で五裂、直径4〜5cm,雄しべ・雌しべ・花びらは、それぞれ5本、園芸品種として白やピンクの花もある。
根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根)として利用。桔梗根はえぐみの強いものが良品とされ、去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用がある。
受粉の大きな特徴は、雌雄同花ではあるが雄性先熟(雌性後熟)であるため、他の花間で受粉受精する変わり品種。

桔梗開花・雄花期
キキョウ(桔梗)星型の開花
雄しべ雌しべ共に生育期
雄しべの成熟(雄花期)、続いて雌しべの成熟(雌花期)と進んでいく。

雄花期
雄花期
雄しべからは成熟し花粉を振りまくが、雌しべの柱頭は閉じたままで同一花では受粉できない
桔梗開花・雌花期
雌花期
雄しべの花粉が失活した後に雌しべの柱頭が開き、他の雄しべの花粉を待ち受けて受粉する
桔梗・開花直前
別種類の桔梗(707.7.28)
中心部の花は開花直前
白花桔梗
珍しい白花桔梗(707.7.28)
次から次へと開花する
白花桔梗・マクロ撮影
白花桔梗のマクロ撮影
白花桔梗・スーパーマクロ撮影
白花桔梗スーパーマクロ撮影(707.7.28)
雌しべの柱頭が大きくなり開花直前
桔梗結実
桔梗結実('07.7.30)    右は断面写真
桔梗種殻の断面写真
桔梗種殻/断面図(スーパーマクロ撮影)
キキョウ11
長期間にわたり次々と開花していく桔梗花
雌花(左)と雄花(右)('08.7.18)
キキョウ12
雌花に結実('08.7.18)
キキョウ13
結実果も大きさを確認('08.7.18)
キキョウ14
結実果の縦断面('08.7.18)
中には無数の種子が存在
キキョウ15
果実内部のアップ撮影
キキョウ16小さな種子のスーパーマクロ撮影 キキョウ17
今年も開花('09.6.26)
キキョウ18
開花前の蕾('09.6.26)
 

コスモス(秋桜)

秋桜群生
コスモスの群生

学名 Cosmos bipinnatus
メキシコ原産キク科の一年生草本植物

草丈矮性で30cm前後、普通は1m以上
メキシコから1876年頃にイタリアの芸術家が日本に持ち込んだのが最初との説がある。
渡来当時は「あきざくら」と呼ばれた。その意味は、主に秋に咲き花弁の形が桜に似ているところからの和名。
ギリシャ語のコスモス(kosmos)から来ていて、「整頓、装飾、秩序」という意味があり、また、英語(cosmos)には「宇宙」の意味も含まれている。
星がきれいにそろう宇宙と花びらが整然と並ぶコスモスの姿に、共通するイメージがあるのかもしれない。

早朝の秋桜
秋風に揺れる花、秋桜

花びら
8枚の花びらで構成される舌状花(ゼツジョウカ)と呼ばれる花の一つ。
舌状花の内側に黄色い丸部分が筒状花(トウジョウカ)で無数の花の密集部分
花アップ
近距離2cmから斜め横の写真
花の中心部には筒状花といって多くな花から構成されている。その個々の咲き終わろうとしている。後には無数の種子が出来る。
contentsより
模式的に示したCosmos筒状花
Content Expressより)
筒状花/横から1 筒状花/横から2
筒状花を横から見る
外側より開花始まる
開花終了直後
花弁が自然に落下した直後の花
花三態
開花から一週間経過の花の変化
コスモス9
正面より撮す('08.10.2)

彼岸花(ヒガンバナ) [別名:曼珠沙華(マンジュシャゲ)・地獄花(ジゴクバナ)・幽霊花(ユウレイバナ)]

彼岸花群生
ヒガンバナの群生地

単子葉植物綱
ヒガンバナ科の球根多年生植物
草丈30〜50cm、
開花後長さは30〜50cmの線形の細い。葉をロゼット状に出芽すが、翌春には枯れてなくなる.日本へは中国から伝来した帰化植物
3倍体(2n=33)であるから、雄株、雌株の区別がなく種子で増えることは出来ない。(遺伝的には雌株である、球根で増殖)
中国には2倍体で種子が稔るヒガンバナがあることから、中国原産の植物であり、古い時代に日本に持ち込まれた史前帰化植物の ss1つとされている。

彼岸花アップ
彼岸花の群生アップ
夏〜秋は花のみ、
秋〜春は葉のみ、
春〜夏は球根のみ
の生活史で子孫を継続している。

花茎1本アップ
花茎1本(5〜7個の花をつける)
ヒガンバナの花は花茎の上に通常6個の花が咲く。花弁はリボン状で絡み合っており、雄しべや雌しべも長くて構造がわかりにくい。
一輪アップ
1個の花拡大
花弁(花被)は6枚で細長く、縮れている。雄しべは6本、雌しべは1本で長く飛び出ている
3倍体とは、普通植物の染色体の数は基本数の2倍。時には2倍体と4倍体の交配で3倍体が出来る、この場合には種子が出来ない
Ex. ヒガンバナ・バナナ・チューリップ etc
.
開花前の蕾
7輪の内、早い蕾は雄しべを出し始める
開花途中
花茎1本の頂点に花5輪
蕾もあれば、開花途中もあり、開花したものも混存。雄しべ・雌しべの出方も分かる
写真拡大
一輪の説明
開花した一輪
それぞれの名称と大きさを記載
写真拡大
彼岸花1/花と葉
(標準原色図鑑全集10参照/保育社)
彼岸花2/花と葉
(原色植物観察図鑑参照/保育社)
山麓や堤防や田の畦に多い多年草植物、地下に卵形の球根(鱗茎=りん茎)がある。
葉と花茎は別に出る。葉は晩秋にそう生し、線形、質厚く深緑で光沢あり。長さ30〜60cm、幅7〜8mm,翌年4月には枯れる。
花は9月下旬に開花、1本の花茎の高さは30〜50cm,花は横向きに5〜7個咲く。
鱗茎に有毒物質(タンを除去する薬)があるので良く水洗いすれば食用のデンプンが得られる。

WNI cyber weather world「Content Express」より 08.9.21
ヒガンバナの一年
ヒガンバナは、秋になると真っ赤な花を咲かせますが、よく見ると、葉がないことに気が付きます。
普通、植物というと花が咲く時期に限らず葉は付いているものですが、ヒガンバナの一年は少し変わっています。
右へ続く※
※左より→ まず秋の彼岸のころに30から50センチ前後の茎だけがのびて、その先に鮮やかな赤い花が開きます。そして、花が咲き終わった晩秋のころ、今度は深緑色の葉が出てきます。
こうして、冬の間、他の草が枯れている間に光合成をして、土の中にある球根に栄養分をしっかりとためる 
そして、次の年の春になって他の植物が芽を出し盛んに光合成をするようになると、ヒガンバナは、葉も枯れて休眠に入ります。
夏の間はその状態を維持し、9月上旬から中旬のお彼岸が近づくころ、冬にためた栄養を使って再び花を咲かせるのです。右へ続く※

「Content Express」より 08.9.21
※左より→ 一年をかけた周到な準備が、あの美しい花を咲かせることにつながっているのです。
ちなみに、ヒガンバナは地域に関係なく、全国ほぼ一斉に花を咲かせますが、花が咲く直前まで外気温の影響をうけない土の中ですごすからというのが、一番の理由のようです。
彼岸花6
昨年まで多く咲いた場所も少ない、どうしたのかな?
higan_Content3
開花期/WNI cyber weather world「Content Express」より
ヒガンバナ7
今年は少し遅れて開花始める
('09.9.19)
ヒガンバナ8
成育も遅れ開花が遅く背丈も短い
紅葉の仕組み
紅葉の仕組み(Content Expressより)

紅葉は最低気温が8度前後より低くなり、日光も必要。気温が下がると、木の働きが衰えて、葉の付け根に「離層」と呼ばれる層ができ、この層ができると栄養が葉に届かなくなり、葉の中のクロロフィル(葉緑素)が減って緑色が消える
イチョウのように黄色に葉が色づくものは、クロロフィルがなくなることで、もともとあったカロチンの黄色が表現し緑から黄色に変わる
カエデなどのように赤く葉が色づくものは、葉の付け根の離層に溜まったデンプンが日光にあたることで、赤色のアントシアンに変化。クロロフィルがなくなりアントシアンができるため赤色に変化する

キンセンカ(金盞花)
キンセンカ(金盞花)
学名:Calendula officinalis)
キク科 キンセンカ属 の園芸植物
別名:カレンデュラ、ポットマリーゴールド
原産地は地中海沿岸。北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパなどで栽培されている。春咲き 一年草(半耐寒性) ,宿根草タイプは冬を越すので「冬知らず」の名もある。日本では観賞用として花壇などに植えられる
キンセンカ1
自宅庭にて('08.4.26)
葉は長さ5〜18センチメートルの単葉で、わい化処理された小さな物(矮性種)が多い。 しばしば荒い毛が生えている。
花径10cmほどでオレンジ色や黄色・クリームの花を咲かせる
花容は一重、八重、また中心に黒のスポットのあるものと多彩。
キンセンカの軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬
キンセンカ2一株の個体 キンセンカ3
珍しい一重の花スーパーマクロ撮影
掲載のWide写真はDIGITAL Full Hi-Vision Cameraで撮影
キンセンカ4
自宅鉢植えのキンセンカ('08.4.26)
キンセンカ5
蕾を撮す('08.4.26)
キンセンカ6 キンセンカ7
キンセンカ8
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