◎ヒョウタンボク(瓢箪木)・サラソウジュ(沙羅双樹)・ヘメロカリス・
ヒョウタンボク(瓢箪木) 別名: キンギンボク(金銀木) ヒョータンボク スイカズラ科
学名:Lonicera morrowii
別名(毒草名):キンギンボク(金銀木)、ドクブツ ヨメコロシ(嫁殺し)
1〜2mの落葉低木、花期は4〜6月、果期は7〜9月
4〜 6 月ころに枝の上部の葉腋に 2 つずつ花をつける。初めは白く,後に黄色に変わる。白と黄色の花が同時に見られるためキンギンボクの別名がつく
液果は直径 8 ミリくらいで,2 個が合着して瓢箪形になることからの和名。
成長続ける瓢箪木('08.6.12)
赤くて美味しそうだが,猛毒なので口に入れないこと。
仲間にはキミノヒョウタンボク、ハナヒョウタンボク、オオヒョウタンボク、オニヒョウタンボク、イボタヒョウタンボクがある。
開花前
色の異なるヒョウタンボク花
結実間もない実
実の成熟中
実も熟して赤色に
並んで多くの実をつける
実のUP撮影
マクロ撮影('08.6.12)
多数つけるヒョウタンボクの実('08.6.28)
完熟した実は赤く軟らかく果汁が出る
故に断面図の撮影が出来なかったので、未熟果の断面を撮す未熟果実の断面図(スーパーマクロ撮影 '08.6.29)
すべての結実果熟する('08.7.18)
1個の果実をマクロ撮影('08.7.18)
液果を指で潰すと大きい方の液果から種子が5個、小さい方の液果には種子はない('08.7.18)
種子5個の形状・色・大きさサラソウジュ(沙羅双樹) 別名:沙羅の木(シャラノキ) ツバキ科ツバキ属(フタバガキ科)
学名 Stewartia pseudo-camellia
開花時期は6〜10頃。
すっきりした白色がきれいな花で、5枚の花びらの縁(ふち)には、こまかいギザギザある。花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」 ,幹はすべすべしている。
インド原産の常緑高木。幹高は30メートルにも達する。春に白い花を咲かせ(一日花)、ジャスミンティーにも似た香りを放つ。
北インドからネパールに分布。日本の気候には適しておらず、温暖な地域の寺や植物園に植えられている程度である。
幼木の沙羅双樹('08.6.12)
花芽アップ
6/12日より、ほんの少し膨らんだ蕾('08.6.22)
開花間近の早朝6:00の蕾
朝の6:00は蕾だったが11:00に開花する
次の蕾も白く膨らむ('08.6.28の11:00)
左記写真をスーパーマクロ撮影一日花、故に夕刻には散る
9:00頃に開花し、18:00頃には落花
落花した花一輪
落花した花/内部を撮影('08.6.29)
落花した花/花弁&雄しべを縦断しての撮影
数日前に落花した後の果実(実)
付着している雌しべも間もなく退化して落ちる
('08.6.29)
未熟果を縦断('08.6.29)
朝の8:00には開花していなかった花も11:00に見れば開花(花径48mm/蕾直径13mm),間もなく咲く蕾も写る。若木で樹高85cm、今年は8個の花を咲かせる
一輪を横よりとらえる('08.7.2/11:00)
( 右上には6/28開花した結実果)
一日花・夕刻にはすぼみ20:00には落花
ドンドンすぼむ
熟した結実果('08.7.29)
結実果の縦断面(各写真を拡大して見て下さい)
結実果の横断面・大きさ形状を確認
実も黒ずみ大きく('08.9.18)
結実果(実)を正面から見る
小枝の先端に白く芽吹いた芽が('08.9.18)
9月の状態から新芽が大きくなる('08.10.7)
9月の状態から完全に成熟した実('08.10.18)
成熟した実を分解('08.10.18)
果皮・種子の大きさ・形状を確認
若木の樹皮
成木の葉
長年成長し続けた成木 (老齢の樹皮)
光沢を持つサラソウジュの葉2009.7.3
今年も多くの花付ける一日花「沙羅双樹」
内の一輪を順次拡大撮影(3倍ズーム)
内の一輪を順次拡大撮影(Macro撮影)
内の一輪を順次拡大撮影(スーパーマクロ撮影)
今年も順次開花していく
最初の一輪開花('11.6.20)
次々開花するナツツバキ
早く開花を終えて結実('11.7.1)ヘメロカリス 別名: ワスレグサ or ユウスゲetc. ヘメロカリス科(ユリ科)ヘメロカリス属
学名:Hemerocallis(ユリ科ワスレグサ属の総称)
原産地は日本・中国・朝鮮半島・南千島・サハリン、高さ30〜150cmの落葉多年草
花期:5〜10月(種類による), ワスレグサ・ユウスゲetc.の別名もある
特徴として、ヤブカンゾウ、キスゲなど日本に自生するヘメロカリスは多くあるが、アメリカで改良された園芸品種群が主に栽培。
葉は株元に叢生し、長い花茎を伸ばし、1本の花茎に10〜30輪の花を着ける。
花色は在来種が黄〜赤褐色の範囲だが、園芸種では紫菫、紫紅、白などもあり多彩。
花は漏斗状でユリのような花で、1日花だが、次々に咲き続ける。八重咲き、矮性種など多彩
路地で咲き始めたヘメロカリス('08.6.12)
ヘメロカリスの葉
多くの蕾をつける
蕾拡大
百合に似たヘメロカリスの花一輪マクロ撮影
多種多彩な花
花型や花色は微妙に異なる
見るからに百合に似た花状
雄しべ・雌しべも明確の満開('08.6.28)
雄しべ・雌しべの受粉中('08.7.5)
雄しべのテレマクロ撮影('08.7.5)
ページの先頭へ
四季折々のindexへ
四季折々の草木編index 草木編1のページへ 草木編2のページへ 草木編3のページへ
四季折々の小動物編index 小動物編1のページへ
[HOME]へ