四季の花・35

ヒョウタンボク(瓢箪木)・サラソウジュ(沙羅双樹)・ヘメロカリス

 ヒョウタンボク(瓢箪木) 別名: キンギンボク(金銀木)
ヒョータンボク スイカズラ科
学名:Lonicera morrowii
別名(毒草名):キンギンボク(金銀木)、
ドクブツ ヨメコロシ(嫁殺し)
1〜2mの落葉低木、花期は4〜6月、果期は7〜9月
4〜 6 月ころに枝の上部の葉腋に 2 つずつ花をつける。初めは白く,後に黄色に変わる。白と黄色の花が同時に見られるためキンギンボクの別名がつく
液果は直径 8 ミリくらいで,2 個が合着して瓢箪形になることからの和名。
ヒョウタンボク1
成長続ける瓢箪木('08.6.12)
赤くて美味しそうだが,猛毒なので口に入れないこと。
ヒョウタンボク2
仲間にはキミノヒョウタンボク、ハナヒョウタンボク、オオヒョウタンボク、オニヒョウタンボク、イボタヒョウタンボクがある。
ヒョウタンボク3
開花前

ヒョウタンボク4

ヒョウタンボク5

ヒョウタンボク6
色の異なるヒョウタンボク花
ヒョウタンボク7
結実間もない実
ヒョウタンボク8
ヒョウタンボク9
実の成熟中
ヒョウタンボク10
実も熟して赤色に
ヒョウタンボク11
ヒョウタンボク12
並んで多くの実をつける
ヒョウタンボク13
実のUP撮影
ヒョウタンボク14
マクロ撮影('08.6.12)
ヒョウタンボク15 ヒョウタンボク16
多数つけるヒョウタンボクの実('08.6.28)
完熟した実は赤く軟らかく果汁が出る
故に断面図の撮影が出来なかったので、未熟果の断面を撮す
ヒョウタンボク17未熟果実の断面図(スーパーマクロ撮影 '08.6.29)
ヒョウタンボク18
すべての結実果熟する('08.7.18)
ヒョウタンボク19
1個の果実をマクロ撮影('08.7.18)
ヒョウタンボク20
液果を指で潰すと大きい方の液果から種子が5個、小さい方の液果には種子はない('08.7.18)
ヒョウタンボク21
種子5個の形状・色・大きさ
サラソウジュ(沙羅双樹)  別名:沙羅の木(シャラノキ)
ツバキ科ツバキ属(フタバガキ科)
学名 Stewartia pseudo-camellia
開花時期は6〜10頃。
すっきりした白色がきれいな花で、5枚の花びらの縁(ふち)には、こまかいギザギザある。花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」 ,幹はすべすべしている。
インド原産の常緑高木。幹高は30メートルにも達する。春に白い花を咲かせ(一日花)、ジャスミンティーにも似た香りを放つ。
北インドからネパールに分布。日本の気候には適しておらず、温暖な地域の寺や植物園に植えられている程度である。
沙羅双樹1
幼木の沙羅双樹('08.6.12)
沙羅双樹2
花芽アップ
沙羅双樹7
6/12日より、ほんの少し膨らんだ蕾('08.6.22)
沙羅双樹8
開花間近の早朝6:00の蕾
沙羅双樹9
朝の6:00は蕾だったが11:00に開花する
沙羅双樹10
次の蕾も白く膨らむ('08.6.28の11:00)
沙羅双樹11
左記写真をスーパーマクロ撮影
一日花故に夕刻には散る
沙羅双樹12
9:00頃に開花し、18:00頃には落花
沙羅双樹13
落花した花一輪
沙羅双樹14
落花した花/内部を撮影('08.6.29)
沙羅双樹15
落花した花/花弁&雄しべを縦断しての撮影
沙羅双樹16
数日前に落花した後の果実(実)
付着している雌しべも間もなく退化して落ちる
('08.6.29)
沙羅双樹17
未熟果を縦断('08.6.29)
沙羅双樹18
朝の8:00には開花していなかった花も11:00に見れば開花(花径48mm/蕾直径13mm),間もなく咲く蕾も写る。若木で樹高85cm、今年は8個の花を咲かせる
沙羅双樹19
一輪を横よりとらえる('08.7.2/11:00)
( 右上には6/28開花した結実果)
沙羅双樹20
一日花・夕刻にはすぼみ20:00には落花
沙羅双樹21
ドンドンすぼむ
沙羅双樹22
熟した結実果('08.7.29)
沙羅双樹23
結実果の縦断面(各写真を拡大して見て下さい)
沙羅双樹24
結実果の横断面・大きさ形状を確認
沙羅双樹25
実も黒ずみ大きく('08.9.18)
結実果(実)を正面から見る
沙羅双樹26
小枝の先端に白く芽吹いた芽が('08.9.18)
沙羅双樹27
9月の状態から新芽が大きくなる('08.10.7)
結実果の破裂
9月の状態から完全に成熟した実('08.10.18)
結実果の破裂・分解写真
成熟した実を分解('08.10.18)
果皮・種子の大きさ・形状を確認
沙羅双樹3
若木の樹皮
沙羅双樹4
成木の葉
沙羅双樹5
長年成長し続けた成木 (老齢の樹皮)
沙羅双樹6
光沢を持つサラソウジュの葉
沙羅双樹302009.7.3
今年も多くの花付ける一日花「沙羅双樹」
沙羅双樹31
内の一輪を順次拡大撮影(3倍ズーム)
沙羅双樹32
内の一輪を順次拡大撮影(Macro撮影)
沙羅双樹33
内の一輪を順次拡大撮影(スーパーマクロ撮影)
沙羅双樹34
今年も順次開花していく
沙羅双樹35
最初の一輪開花('11.6.20)
沙羅双樹36
次々開花するナツツバキ
沙羅双樹37
早く開花を終えて結実('11.7.1)
 
ヘメロカリス  別名: ワスレグサ or ユウスゲetc.
ヘメロカリス科(ユリ科)ヘメロカリス属
学名:Hemerocallis(ユリ科ワスレグサ属の総称)
原産地は日本・中国・朝鮮半島・南千島・サハリン、高さ30〜150cmの落葉多年草
花期:5〜10月(種類による), ワスレグサ・ユウスゲetc.の別名もある
特徴として、ヤブカンゾウ、キスゲなど日本に自生するヘメロカリスは多くあるが、アメリカで改良された園芸品種群が主に栽培。
葉は株元に叢生し、長い花茎を伸ばし、1本の花茎に10〜30輪の花を着ける。
花色は在来種が黄〜赤褐色の範囲だが、園芸種では紫菫、紫紅、白などもあり多彩。
花は漏斗状でユリのような花で、1日花だが、次々に咲き続ける。八重咲き、矮性種など多彩
ヘメロカリス1
路地で咲き始めたヘメロカリス('08.6.12)
ヘメロカリス2
ヘメロカリスの葉
ヘメロカリス3
多くの蕾をつける
ヘメロカリス4
蕾拡大
ヘメロカリス5
百合に似たヘメロカリスの花一輪マクロ撮影
ヘメロカリス6
多種多彩な花
ヘメロカリス7 ヘメロカリス8
花型や花色は微妙に異なる
ヘメロカリス9
見るからに百合に似た花状
ヘメロカリス10 ヘメロカリス11
ヘメロカリス12 ヘメロカリス13
雄しべ・雌しべも明確の満開('08.6.28)
ヘメロカリス14
雄しべ・雌しべの受粉中('08.7.5)
ヘメロカリス15 ヘメロカリス16
雄しべのテレマクロ撮影('08.7.5)

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