四季の花・36

スケトシア・フサフジウツギ・ハス(大賀ハスもUp)

 スケトシア 別名: ルリギク(瑠璃菊)
スケトシア キク科
別名:ルリギク
多年草の耐寒性宿根草
アメリカのサウスカロライナ、ルイジアナなどに自生
草丈:30〜60cm
開花期:5〜10月
枝先に直径6〜10cmの頭花をつける
花色は園芸種もあり紫青・白・淡黄・淡ピンク・濃紫色など多花
スケトシア1
鉢植えスケトシア('08.6.22)
スケトシア2
頭花アップ('08.6.22)
スケトシア3

スケトシア4
頭上よりマクロ撮影

スケトシア5
群生

スケトシア6
花状は少し異なる
スケトシア7
スーパーマクロ撮影
スケトシア8
黄色花の開花始めた一輪
スケトシア9 スケトシア10 スケトシア11
スケトシア12 スケトシア13 スケトシア14
花色は多様だが全て目が醒めるような鮮やかさ
スケトシア15明日開花する蕾も スケトシア16 スケトシア17
スケトシア18 ストケシア19
6/22に開花した後に結実して成長する
ストケシア20
結実果1個をマクロUp
完熟に向けて色づく('08.8.22)
ストケシア21
結実果の縦断面('08.8.25)
ストケシア22
結実果の上端部と取りだした胞子
ストケシア23
縦断した片方から胞子を取り出す('08.8.25)
ストケシア24
縦断面&胞子等のスーパーマクロ撮影('08.8.25)
ストケシア25
無数の胞子のスーパーマクロ撮影('08.8.25)
フサフジウツギ(房藤空木)  別名:チチブフジウツギ or ニシキフジウツギ
フサフジウツギ(房藤空木)
フジウツギ科フジウツギ属双子葉落葉低木植物
学名:Buddleja davidii
中国原産帰化植物と在来種の2説。中国やアフリカ北部、北アメリカなどに分布。わが国の本州(特に、六甲山系の空き地や崩壊地)、中部地方に自生
樹高3mにもなる木だが、つる性もある。
 葉は単葉で対生、葉身は卵状長楕円形で葉の表面は無毛,裏面には毛が密生して白い。
枝先に円錐状花序を出し、淡紫色の小さい花を多数つける。花は4または5数で、花弁は筒状になる 稀に白花も見られる
花房は重く、横または下向きになるため、小花は上側に向いて咲くので下面には少ない。
花期は6〜9月、果期は10〜11月で実は朔果
類似種のフジウツギは花序の花が疎につき、葉がやや大きい。
フサフジウツギ1
自宅・庭のブロック塀の傍で開花

1本の木に多数の花穂を次々と開花させる
フサフジウツギ3
下から順次開花
フサフジウツギ4
開花の初め頃は上を向くが、次第に重くなり横向きに
フサフジウツギ5
横向き開花の房を加工時に上向きに
フサフジウツギ6
葉の表
フサフジウツギ7
葉の裏
フサフジウツギ8
花房は重く、頭を下げる('08.6.28)
フサフジウツギ9 フサフジウツギ10 フサフジウツギ12
葉は対生で小葉2枚も対生('08.7.2)
(一節から4枚の大小の葉が出る)
フサフジウツギ13
対生の4葉を上から見る
フサフジウツギ14
一房内の花は基部から順次開花
花穂が重いから横または下向きになる
フサフジウツギ15
基部の満開部分(スーパーマクロ撮影/'08.7.2)
フサフジウツギ11
11月に朔果の果実が付く





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ハス(蓮)  別名: レンコン(蓮根), ハスネ(蓮根), ハチス(蜂巣)
睡蓮(スイレン)目ハス科の多年性水生植物
学名 Nelumbo nucifera(蓮)
地下茎は池や水田の泥の中をはい、分枝し、秋末にはその先が太って蓮根を生成
葉は刺状突起を散生する長柄ががあって水上に出て楯形に幼身をつけ、幼身は扁円形径20〜50cm、両側は少し凹んでいて緑白色。
花は7〜8月に咲き、長い花柄が水中から抜き出て頂生。
がく片は4〜5枚、早く落ち、やや小さい。花弁は多数、倒卵形鈍頭、長さ8〜12cm。
雄ずいは多数、葯は線形で長さ15〜20mm.
花床は開花後大きくなり、海綿室で径10cm、蜂の巣状に穴があり中にそれぞれ雄ずいが入っている。胚珠は1、果実になると楕円形で果皮が堅く、中に白い子葉と緑の幼芽がある。蓮根や種子は食用となる。
日本へは中国から伝来。分布は暖帯〜熱帯地域で中国・インド・オーストラリアetc.
大賀ハス
果実の皮はとても厚く、土の中で発芽能力を長い間保持することができる。昭和26年(1951年)3月、千葉市にある東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で発掘され、理学博士の大賀一郎が発芽させることに成功したハスの実は、放射性炭素年代測定により今から2000年前の弥生時代後期のものであると推定された(大賀ハス)。その他にも中尊寺の金色堂須弥壇から発見され、800年ぶりに発芽に成功した例(中尊寺ハス)がある。
ハスの図解
蜂の巣状の花托(花床)に蜂の巣に似た果実が実ることからハチス→ハスという名になったと言われている。根の部分(実際は地下茎)は食用にされ、蓮の根すなわち蓮根(レンコン)と呼ぶ。
ハスとスイレンの違い
ハスはスイレン目ハス科(以前はスイレン科とされていたが、現在はハス科として独立)
ハスの葉は、水面に浮く「浮き葉」と水面より高く上がる「立ち葉」があり、花は水面より高くそびえて咲く。また、葉は水をはじいて水玉を作る。
スイレンはスイレン目スイレン科、和名をヒツジグサ(羊草)という。葉は浮き葉だけで、水をはじかないし、葉には切れ込みがある。花も水面に浮いているか、水面より上がっても低いところに咲く。増水時に水に沈みやすくして茎や根に負担をかけないため。
(保育社・原色日本植物図鑑etc.参照する)
自宅鉢植えのハス1
自宅鉢植えが初開花('08.7.7)
自宅鉢植えのハス2
早朝の一輪アップ
自宅鉢植えのハス3
時間の経過につれてドンドン開花進む
自宅鉢植えのハス3-2 自宅鉢植えのハス4横から見る 自宅鉢植えのハス5
頂上より花托・雄しべの開花状態をアップ
自宅鉢植えのハス6
テレマクロ撮影('08.7.7/8:30)
自宅鉢植えのハス7 自宅鉢植えのハス8
午後には閉じる(第1日目の開花終える)
自宅鉢植えのハス9
夜明けと共に開花始まる(第2日目の開花)
自宅鉢植えのハス10 自宅鉢植えのハス11
1日目とは異なり、雄ずいは伸長して開いていく、葯も丸みがなくなり細長く('08.7.8/5:30)
自宅鉢植えのハス12 自宅鉢植えのハス13
2日目の完全開花/スーパーマクロ撮影
自宅鉢植えのハス14
横からとらえると花托の中の幼種が上に盛り上がってきた('08.7.8/7:10)
自宅鉢植えのハス15
雄瑞先端の葯から花粉が飛び散る
自宅鉢植えのハス16
昨夕に閉じた花も早朝に4度開花
自宅鉢植えのハス17
八分開花の中心部/マクロ撮影
自宅鉢植えのハス18
4日目の完全開花('08.7.10/8:30)
花弁に黄色い花粉が散乱、雄しべも大役果たす
自宅鉢植えのハス19
雄しべは垂れ下がり、花托の成長(中の種子形成)が見られる
自宅鉢植えのハス20
雄しべはほぼ役目を終える('08.7.10/13:40)
花床(花托)も色づき、中で種子が形成されていることを意味している
自宅鉢植えのハス21
雄しべは完全に役目を終える(雄ずいが力なく倒れる)
同時に花床(花托)がどんどん成長('08.7.10/16:20)
薄暗くなる頃には花弁は散り、7日の開花から4日間の命

自宅鉢植えのハス22
7/7開花後の花托('08.7.12/5:30)

自宅鉢植えのハス23
2個目の蕾・膨らむ('08.7.12/5:30)
自宅鉢植えのハス24
2個目のつぼみ(花柄にアマガエル一匹)
自宅鉢植えのハス25
2個目の蕾と1個目の花床(花托)
自宅鉢植えのハス26
成長を続ける花床(7/7開花した花床)
自宅ハス27
2個目の蕾開花('08.7.18/5:30)
自宅ハス28
開花始める('08.7.18/6:10)
自宅ハス29
頂上よりアップ('08.7.18/6:50)
開花が時間と共に進行する状態を確認
自宅ハス30
下より撮影。小さながく片をとらえる
('08.7.18/6:50)
自宅ハス31
開花状態
自宅ハス32
('08.7.18/7:40)
自宅ハス33
('08.7.18/7:40)
自宅ハス34
自宅ハス35花の中をスーパーマクロ撮影('08.7.18/9:00)
自宅ハス36
1日目の開花を終えようとしている('08.7.18/12:00)
自宅ハス37アップ撮影 自宅ハス38
花の中をスーパーマクロ撮影('08.7.18/12:00)
自宅ハス39
午後には閉じる('08.7.18/13:20)
自宅ハス40
開花してから3日目('08.7.20)
雄しべが役目を終え下に垂れ下がる
自宅ハス41
左図写真のスーパーマクロ撮影
自宅ハス42
小さながく片は落ちていく('08.7.20/11:00)
自宅ハス43
開花4日目の花('08.7.21/7:00)
7/21の夕刻から花弁が1枚1枚パラパラと落ち、一輪の花の生涯が終わろうとしている
自宅ハス44
開花を終えて成長した花床2個('08.7.23)
自宅ハス457/18にかいかした花床アップ('08.7.28) 自宅ハス46
7/17に開花して成長した花床の大きさ
自宅ハス47
蜂の巣状の花床上端と断面('08.7.28)
自宅ハス48
海綿室で蜂の巣状に穴があり中にそれぞれ雄ずいが入って生育した実('08.7.28)
自宅ハス49海綿組織を除去した果実は楕円形で果皮が堅い。 自宅ハス50
果実の硬い表皮の中には美しい実がある('08.7.28)
自宅ハス51
自宅ハス52
種子の横断面('08.7.28)
自宅ハス53
自宅ハス54
7/7開花して形成した花托(花床)('08.7.23)
自宅ハス55
横から見た花托('08.7.23)
自宅ハス56
少し上より覗く('08.7.23)
自宅ハス57
花托の縦断綿('08.7.23)
完熟した様子が伺える
自宅ハス58
取りだした雄瑞(実)
自宅ハス59
実の中の小さな種子('08.7.23)
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
加東市東古瀬「平池公園」案内板(葯1500種のハス見頃)
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
2000年前(弥生時代後期)の種子が発芽した「大賀ハス」が一面に繁茂
(以下の記録は'08.7.7の午前の散策写真)
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
大賀ハス
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
大賀ハス
大賀ハス50_2
上記写真の右上をアップ撮影
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
大賀ハスの百態をとらえる
花床&種子
花床(花托)が成長し、中に多くの種子を作る
花床&種子
花床(花托)と種子のアップ
花床&種子
花床(花托)と種子
花床&種子
取りだした実
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
公園内は散策道もつくられ多くの鑑賞者が、カメラマンが来園して楽しんでいる
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
青葵紅蓮
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
スイレンと共存した開花を競う
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
白ハスに黒トンボがと止まり優雅な一時
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録開花を終えようとする花 加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
小さな萼も見え、膨らみつつあるつぼみ
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
白ハスのつぼみ・生長した花托、それにスイレンの花
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録 加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
一輪一輪花弁が落ちていく、雄ずいも用を終え散り始める
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録数多くのハスが植えられた平池公園 加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録紅/黒坊ハス 加東市/平池公園にて '08.7.7の記録 加東市/平池公園にて '08.7.7の記録
花弁に濃い赤紅色の縦線を持つハス
加東市/平池公園にて '08.7.7の記録 小野市住吉町の白ハス池にて/池の全景
白ハスのみが繁茂している池全景
(小野市中番町 '08.7.7/9:30頃)
小野市住吉町の白ハス池にて
小野市住吉町の白ハス池にて
途中に白花ハスの池を見る
(小野市中番町 '08.7.7/9:30頃)










以下は、ハスと比較するためスイレンの開花模様の一部を記載する
スイレン1
昨日開花して夕刻に閉じたまま('08.7.10/5:15)
明け方の、この時間より開花始まる
スイレン2
3日目の開花をアップ('08.7.10/8:30)
スイレン3
スイレン花のテレマクロ撮影
スイレン4
開花時間は午前中、午後には閉じ始める
('08.7.10/13:400)
スイレン5
15時過ぎには完全に閉じ、早朝の蕾の状態に戻る
また、明日の6時過ぎには開花('08.7.10/6:00)
大賀ハス1
大賀ハス/開花前
大賀ハス2
大賀ハス/開花始まる
大賀ハス3
大賀ハス/開花
大賀ハス4
大賀ハス/完全開花
工事中につき暫くお待ち下さい

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