アメリカタニワタリノキ(アメリカ谷渡りの木) 別名「人工衛星の木」 アメリカたにわたりのき (アメリカ谷渡りの木)
別名「人工衛星の木」
アカネ科ケファランツス属の落葉低木
北アメリカに分布。湿地や湿り気のある林に生育
樹高:5〜7m
葉:楕円形、対生または輪生
開花期:6月〜7月、球形花序に小さな黄白色の筒状花を咲かせる。飛び出した雄しべが目立つ。
頭状花は、淡黄白色の5mm程度の小さな花が集合したもので丸い花から四方に広がる人工衛星を思う花姿
果実:8月〜11月頃、暗褐色に熟するが有毒で食べることは出来ない。
挿し木で活着し育ち、寒さに強い事から地植えにしても2年後ぐらいには開花。
切り花・茶花として花瓶に('09.7.4)
一輪アップ(葉は裏面) 上の花:これから開花
葉軸は対生、基幹部は赤見を帯びる
対生の葉軸特徴と葉の表裏を見る
2009.7.4撮影
スーパーマクロ撮影(満開花)
沢山付けた幼花(球形花序、5月当初)
開花(多くの球形花序が満開)
開花したピンポン球大の花と成長中の幼花
開花当初は白色花
開花に連れ淡黄色がかる
このような開花状態から「人工衛星の木」の別名が
受粉・受精後は灰色色に変化アメリカタニワタリノキは挿し木でも、種子からでも増やせる。
タニワタリノキ 別名:沢渡り(サワワタリ)・人工衛星の木
アカネ科アディナ属の常緑高木
原産地:九州南部〜東南アジア
枝先の葉腋から出る頭状花は淡黄色の5mm程度の
小さな花が集合体、長く突出する花柱が目立ち、丸い花から四方に広がって、ユニークな花姿。細い枝が分枝し小さな株でもたくさんの花が咲く。
葉は狭長楕円形で革質。
タニワタリノキは花期が8〜10月(アメリカタニワタリノキは7〜8月が花期)
雄しべが放射状に長く出ている姿が美しい。全く種類は違うが、ウコギ科のハリギリやヤツデなども放射状の花序を持つ
タニワタリノキ('08.8.22)
タニワタリノキの結実果('08.11.8)エンジェルストランペット(Angels Trumpet) or エンジェルトランペット(AngelTrumpet) エンジェルストランペット
キダチチョウセンアサガオ属ナス科
原産地:中南米・インドの熱帯地方
開花期:6〜9月 低木または高木
花色:白色〜黄色、オレンジ系、紫系等の多くの園芸種
花形:一重咲き、最近は八重咲きも創られた
蕾型:卵形、球形、紡錘形etc.
花は下向きに垂れ下がり、ラッパ状の大くエキゾチックな花を咲かせる熱帯花木のエンジェルストランペット。夕方になると香を漂わせます。
春から秋にかけて、下向きに垂れ下がった花をつける。花はつぼみから飛び出すような形で咲く。花弁の先端は、5つに分かれ反り返る。
全草にアルカイドを含み有毒ですので、栽培にあたり口に入れたり、傷口に触れたりしないこと。
八重咲き開花中のエンジェルトランペット('09.7.22)
開花中の花を横から見る('09.7.22)
花を上から撮影(三重の花弁を確認)
開花中の花「コメント」入り('09.7.22)
頭上から撮影
葉は食用野菜のナスにそっくり
三重咲きの一輪を正面からUp('09.7.22)
一輪を正面からマクロ撮影('09.7.22/12:00)
花弁の外側は濃紫色、内側は白色
花弁のスーパーマクロ撮影('09.7.22/12:00)
花弁の反り返りがよく分かる
昨日開花して夕刻にはグッタリ、朝には再度開花し花色の紫色も濃くなったのかな?('09.7.23/5:30現)
開花2日目の花中('09.7.23/5:30)
開花1日目の新しい花の花中('09.7.23/5:30)
左記写真の花中 マクロ撮影('09.7.23/5:30)
雄しべ&雌しべをとらえる
樹高 150cm 太さ 2cm で木のよう?
('09.8.26)
大きくなった結実果 約4cm('09.8.26)
朝陽を受けたトランペット('09.8.26)
未熟性結実果の縦断面('09.8.28)
未熟性結実果('09.8.28)
時間の経過につれて熟し完全な種子を形成する
幼い結実果(花弁落下2日後の果実果)
幼い結実果(花弁落花後4〜5日の果実果)
蕾あり、開花中の花あり、段階的な成長過程の結実果ありとバラエティーに富んだエンジェルトランペット('09.9.12)
結実果の成長も進み・・('09.9.12)
結実果は成長に伴い果色が変わっていく
完熟間近の結実果(縦断面)
横断面の半分
早朝に裂果始まる
正午前には完全裂果
昨日裂果した完熟果、自然に裂果('09.9.18)
裂化した果皮と種子
裂化した果実拡大
今年も外側が濃紫色の開花(開花初期'10.8.28夕刻)ハイビスカス ハイビスカス:アオイ科フヨウ属の非耐寒性常緑中低木の総称
樹高:150〜300cm 開花期:6〜10月 花径:12〜25cm
フヨウ属は北半球の熱帯、亜熱帯、温帯地域に自生
5裂の萼の外側を、色のついた5枚の苞葉が取り巻いているので、萼が2重になっているように見える。よく目立つ大きな花は花弁が5枚で、筒状に合体した雄蕊の先にソラマメのような形の葯がついていて、雌蕊は5裂する。果実は5室の豆果で、多数の種子が入っている。
葉はクワに似た金属光沢、花形は一重・半八重・八重咲きetc.とある。
一般的にはブッソウゲを指すことが多いが、これはもともと雑種植物であり、交雑が進み類似のフヨウ属植物を漠然と指すこともあり、極めて複雑なアオイ科の園芸種群の総称ともなっている。
一輪アップ
雄しべの先にソラマメ状の葯が付き、雌しべは5裂
横下側からアップ撮影('09.7.30)
開花前の蕾('09.8.2)
左記の蕾アップ
内側:5裂の萼(ガク) 外側:色づいた5枚の苞葉
開花後の萼と開き気味の苞葉
萼内の果実(開花後の花を頭上から見る)
萼の中には緑色大豆大の果実
一輪の花で各名称を付記('09.8.8:30)
花柱のマクロ撮影
花柱のスーパーマクロ撮影
花柱をスーパーマクロ撮影。柱頭には5裂した雌しべが、その下には花粉放出中の雄しべを視る。
蕾(苞葉5枚は開き、萼はしっかり閉じている)
昨日開花した花
開花後の一輪('09.8.7・6時・曇り)
柱頭の雌しべと雄しべをスーパーマクロ撮影
柱頭部分をマクロ撮影('09.8.18/13:30)
蕾も多く着けている
自宅鉢植えのハイビスカス撮影('09.7.30)
花色には色々の花、斑入りの花、中には八重咲きのハイビスカスも見られるようになった(図鑑等参照)
柱頭の雄しべ&雌しべスーパーマクロ撮影野牡丹(ノボタン) または、紫紺野牡丹(シコンノボタン) 野牡丹(ノボタン) or 紫紺野牡丹(シコンノボタン)
ノボタン科 ノボタン属 常緑低木で樹高は1.5〜2m
中心部の雌しべ1個に約10個の雄しべをもつ
ブラジルなど熱帯アメリカ地方原産、東南アジアの熱帯・中国・台湾に分布、日本では屋久島・小笠原・琉球etc.の亜熱帯多雨地域に分布。
分枝しやすい枝には 淡紅色の粗毛が 密生、葉は対生で卵状楕円形、長さは約12〜15cm 、数本の葉脈が走り、葉の表裏にも粗毛が生え裏面には葉脈が出ている。
花期は5〜11月頃まで長く、花径は約3〜4cm、枝先に3〜7輪つける。
花色は紫色の他、赤色・白色がある(品種改良で多種多様)
紫色がきれいな花、牡丹のように美しいのでこの名(紫紺野牡丹)がついた。
花は子房下位で放射相称、萼片と花弁は普通4または5枚、雄蕊は約10本。果実はさく果または液果
【参考文献】標準原色図鑑全集「蝶・蛾」(保育社)、他
庭で開花中のノボタン('09.8.8)
多数の蕾を持った枝
萼や葉には多くの粗毛が生えている
一輪を横からとらえる
正面から一輪アップ('09.8.8)
(花弁5枚、雌しべ1本、飛び出た雄しべ8本)
萼と蕾(枝先の5輪のの蕾)、葉の対生も判る('09.8.8)
ノボタンの成木 時には樹高2mにも成長
さく果 or 液果の果実
(食パンに入れて食する地域もある)
花形・花色・雄しべなどの異なった野牡丹
品種改良により多種多様の野牡丹が販売されている昨今
枝先に多くの花を付ける野牡丹('09.8.18/13:30)
花弁を落とし、5枚の萼片と雌しべ・雄しべを見る
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