四季の花・41

 ハナスベリュ    別名:ポーチュラカ

ハナスベリュ1

ハナスベリュ
別名:ポーチュラカ、ヘラマツバボタン、ヒロハマツバボタン
スリヒュ科の南アメリカ原産、個体は上に伸びず地面をはうように横に広がり10〜20cm
耐寒性は暑さに強いが寒さに弱く路地では越冬が難かしいが5℃以上であれば越冬可能。
必ず日当たりに良い場所に植える(陽が当たらないと開花しない)。午前中は陽が当たり水はけの良い場所に植える。
花は白・ピンク・赤・橙・赤紫etc.の花色で花に輝きを感じる。花茎は2〜3cmで花付がよい。開花は6〜10月。花は陽が当たると開花し、1日で終わる(1日花)が次々と咲く賑やかな花。一重咲きに八重咲きもある。
陽の当たる日中にのみ開花、葉は曇天時や夜間は閉じる

ハナスベリュ2
ハナスベリュ3
夜明けと共に葉が開き、小さな蕾が

ハナスベリュ4
この小さな蕾が9時頃には開花

ハナスベリュ5

ハナスベリュ6
夕闇と共に葉は閉じる
ハナスベリュ7 ハナスベリュ8
ハナスベリュ9

10

hanasuberyu11
カリン(花梨) 

     「カリン
別名:花梨、ヘラマツバボタン、安蘭樹(アンランジュ)
学名:Chaenomeles sinensis   原産地:中国
バラ科落葉高木、適湿地で育ち、耐寒性がある
花期は3月〜5月頃、花弁は5枚で白やピンク色の花。葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。未熟な実は表面に褐色の綿状の毛が密生。成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りがする。10〜11月に収穫される

果実には果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含む。
砂糖漬けや果実酒に、生薬として喉の炎症を抑えるのど飴や咳止め、利尿に利用
木は比較的固い事から、材木として利用

花梨2定植1年目の若葉

花梨4
蕾のスーパーマクロ撮影
花梨1
定植1年目・最初の一輪開花
('11.4.19)
カリン6
開花の後期

花梨3
2輪目の蕾

カリン5
開花間際のカリン

カリン7
開花・受精も終え実膨らむ

カリン8
開花12日目の実('11.5.13)
カリン9
実も膨らみ成長中
カリン10
実は日に日に成長中
カリン11 カリン12 カリン13順調に肥大
カリン14
95mmの大きさ、色付きも‥収穫する('11.11.5)
カリン15
左記花梨実をアップ
花梨16
収穫後、実を適当な大きさに切り「カリン酒」をつくる
Corpse Flower(スマトラオオコンニャク)
Corpse Flower1 The Ohio State Universityの温室にて開花(2011.4.26撮影)
スマトラ大蒟蒻、学名Amorphophallus titanumは、サトイモ科・コンニャク属の植物
インドネシアスマトラ島熱帯雨林に自生し、7年に一度2日間しか咲かない世界最大の花として有名。花の形からショクダイオオコンニャク燭台大蒟蒻)という別名もある。また、Titan arumという英名からタイタンアルムとも呼ばれる。
強烈な腐臭から死体花やお化けのように見えるのでオバケコンニャク(お化け蒟蒻)という名前もある。臭いだけでなく見た目も奇異。花の異様な匂いから、死人の花Corpse flowerとも呼ばれている
花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は直径1.5mに達するとされ、その縦寸は3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。
(ウイキペディア辞典より) 

Corpse Flower2

Corpse Flower3 Corpse Flower4 Corpse Flower5
Corpse Flower6 Corpse Flower7

Corpse Flower8
The Ohio State Universityの温室にて開花(2011.4.26撮影)


開花後の記録はThe Ohio State Universityの温室Web Camera記録で更新します。
匂いは残念ながら感じることは出来ません

コンニャクなどほかのコンニャク属の植物と同様に、種子から発芽した実生個体は、毎年1枚だけの巨大なを展開して同化産物を球茎に蓄積し、数年がかりで巨大な球茎を形成する。生活史の最後の年には光合成を行う葉に替わって球茎から花序だけを伸張させ、それまでに蓄積した同化産物をすべて有性生殖に向けて使い切る。 開花はわずか2日ときわめて短く、開花初日には花序先端の付属体から腐臭を発して上記の甲虫を集める。開花後8時間ほどで悪臭の最高潮に達するとされている。これらの甲虫は上に向けて漏斗状に展開した仏炎苞に着地すると這い上がれずに転がり落ち、中心の花序の部分に集められる。ここに他の花に誘引されて花粉をつけた個体がいると・・次に続く→ →花序最下部の雌花群の柱頭に花粉がなすりつけられ、受粉が成立する。翌日になると雌花の受粉機能は停止し(雌性先熟)、替わって雄花群のから花粉があふれ出して甲虫の体に降りかかり、次いで付属体と仏炎苞が枯死崩壊して虫の脱出が起きる。受粉が成立した雌花は成熟するとサトイモ科の植物に広く見られる朱色の液果となり、に食べられて種子散布がおきると考えられている。

Corpse Flower9
2~3日の短い開花
今後は、死体花と云われるような腐臭が

Corpse Flower10 Corpse Flower11
開花して約6日目のCorpse Flower
(2011.5.2)
Corpse Flower12
開花の瞬間の状態
(The Ohio State University 撮影)
Corpse Flower_JAPAN tukuba
国立科学博物館筑波実験植物園にて
Webより借用する
筑波実験植物園公式サイト 

Corpse Flower_JAPAN tukuba2

以下は筑波実験植物園の公式Siteから記載した

Corpse Flower_JAPAN tukuba3_1 Corpse Flower_JAPAN tukuba3_2 Corpse Flower_JAPAN tukuba4_1
Corpse Flower_JAPAN tukuba4_2 Corpse Flower_JAPAN tukuba4_3 Corpse Flower_JAPAN tukuba5
Corpse Flower_JAPAN tukuba6_1 Corpse Flower_JAPAN tukuba6_2  
   アブチロン(Abutilon)    別名:チロリアンランプ
Abutilon1
購入当時の鉢植えアブチロン
(2013.6.24購入)
Abutilon2
新しい蔓木に奇妙な不思議な花 次々満開

チロリアンランプ 一輪アップ

Abutilon個体アブチロンの冬の個体(2014.1.19朝)
厳しい寒さに霜のも耐えて・・徐々に葉が弱りつつ

Abutilonに雪
今季の初積雪のアブチロン
(2014.1.19)
アオイ科イチビ属 学名Abutilon。
熱帯から亜熱帯に100種程度が分布する。総称してショウジョウカ(猩猩花)と呼ばれることがある
「アブチロン」(Abutilon)は、「チロリアンランプ」(浮釣木(ウキツリボク)と幅広タイプの花の両方の名前
は新しく伸びた枝につくので、本格的に枝が伸びる前に前年の枝を短く切り戻して元気な若い枝の発生を促す。適期は5月〜6月で枝を1/2〜1/3の位置でばっさりと切りそろえる。若い枝がたくさん出ると、花もたくさん付く。
 

 

鉢が手狭になっている場合は同時に植え替える(挿し木も可)。
春〜秋の気温が高い時期はよく芽を吹くので、邪魔な枝があれば適宜切っていく。
     

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