「ハナスベリュ」
別名:ポーチュラカ、ヘラマツバボタン、ヒロハマツバボタン
スリヒュ科の南アメリカ原産、個体は上に伸びず地面をはうように横に広がり10〜20cm
耐寒性は暑さに強いが寒さに弱く路地では越冬が難かしいが5℃以上であれば越冬可能。
必ず日当たりに良い場所に植える(陽が当たらないと開花しない)。午前中は陽が当たり水はけの良い場所に植える。
花は白・ピンク・赤・橙・赤紫etc.の花色で花に輝きを感じる。花茎は2〜3cmで花付がよい。開花は6〜10月。花は陽が当たると開花し、1日で終わる(1日花)が次々と咲く賑やかな花。一重咲きに八重咲きもある。
陽の当たる日中にのみ開花、葉は曇天時や夜間は閉じる
夜明けと共に葉が開き、小さな蕾が
夕闇と共に葉は閉じるカリン(花梨) 「カリン」
別名:花梨、ヘラマツバボタン、安蘭樹(アンランジュ)
学名:Chaenomeles sinensis 原産地:中国
バラ科落葉高木、適湿地で育ち、耐寒性がある
花期は3月〜5月頃、花弁は5枚で白やピンク色の花。葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。未熟な実は表面に褐色の綿状の毛が密生。成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りがする。10〜11月に収穫される果実には果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含む。
砂糖漬けや果実酒に、生薬として喉の炎症を抑えるのど飴や咳止め、利尿に利用
木は比較的固い事から、材木として利用
蕾のスーパーマクロ撮影
定植1年目・最初の一輪開花('11.4.19)
開花の後期
開花間際のカリン
開花12日目の実('11.5.13)
実も膨らみ成長中
実は日に日に成長中順調に肥大
95mmの大きさ、色付きも‥収穫する('11.11.5)
左記花梨実をアップ
収穫後、実を適当な大きさに切り「カリン酒」をつくるCorpse Flower(スマトラオオコンニャク) The Ohio State Universityの温室にて開花(2011.4.26撮影)
スマトラ大蒟蒻、学名Amorphophallus titanumは、サトイモ科・コンニャク属の植物
インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生し、7年に一度2日間しか咲かない世界最大の花として有名。花の形からショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)という別名もある。また、Titan arumという英名からタイタンアルムとも呼ばれる。
強烈な腐臭から死体花やお化けのように見えるのでオバケコンニャク(お化け蒟蒻)という名前もある。臭いだけでなく見た目も奇異。花の異様な匂いから、死人の花Corpse flowerとも呼ばれている
花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は直径1.5mに達するとされ、その縦寸は3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。
(ウイキペディア辞典より)
The Ohio State Universityの温室にて開花(2011.4.26撮影)
開花後の記録はThe Ohio State Universityの温室Web Camera記録で更新します。
匂いは残念ながら感じることは出来ませんコンニャクなどほかのコンニャク属の植物と同様に、種子から発芽した実生個体は、毎年1枚だけの巨大な葉を展開して同化産物を球茎に蓄積し、数年がかりで巨大な球茎を形成する。生活史の最後の年には光合成を行う葉に替わって球茎から花序だけを伸張させ、それまでに蓄積した同化産物をすべて有性生殖に向けて使い切る。 開花はわずか2日ときわめて短く、開花初日には花序先端の付属体から腐臭を発して上記の甲虫を集める。開花後8時間ほどで悪臭の最高潮に達するとされている。これらの甲虫は上に向けて漏斗状に展開した仏炎苞に着地すると這い上がれずに転がり落ち、中心の花序の部分に集められる。ここに他の花に誘引されて花粉をつけた個体がいると・・次に続く→ →花序最下部の雌花群の柱頭に花粉がなすりつけられ、受粉が成立する。翌日になると雌花の受粉機能は停止し(雌性先熟)、替わって雄花群の葯から花粉があふれ出して甲虫の体に降りかかり、次いで付属体と仏炎苞が枯死崩壊して虫の脱出が起きる。受粉が成立した雌花は成熟するとサトイモ科の植物に広く見られる朱色の液果となり、鳥に食べられて種子散布がおきると考えられている。
2~3日の短い開花 今後は、死体花と云われるような腐臭が
開花して約6日目のCorpse Flower(2011.5.2)
開花の瞬間の状態(The Ohio State University 撮影)
国立科学博物館筑波実験植物園にて
Webより借用する
筑波実験植物園公式サイト
以下は筑波実験植物園の公式Siteから記載したアブチロン(Abutilon) 別名:チロリアンランプ
購入当時の鉢植えアブチロン(2013.6.24購入)
新しい蔓木に奇妙な不思議な花 次々満開
チロリアンランプ 一輪アップ
今季の初積雪のアブチロン(2014.1.19)アオイ科イチビ属 学名Abutilon。
熱帯から亜熱帯に100種程度が分布する。総称してショウジョウカ(猩猩花)と呼ばれることがある
「アブチロン」(Abutilon)は、「チロリアンランプ」(浮釣木(ウキツリボク)と幅広タイプの花の両方の名前
花は新しく伸びた枝につくので、本格的に枝が伸びる前に前年の枝を短く切り戻して元気な若い枝の発生を促す。適期は5月〜6月で枝を1/2〜1/3の位置でばっさりと切りそろえる。若い枝がたくさん出ると、花もたくさん付く。
鉢が手狭になっている場合は同時に植え替える(挿し木も可)。
春〜秋の気温が高い時期はよく芽を吹くので、邪魔な枝があれば適宜切っていく。
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