吉井地区 火祭り“どんど焼き” 【第1回 2008(H20)年1月14日 15:30〜1615】
![]() どんど焼きの準備作業('08.1.12)吉井地区行事として企画 |
![]() 地区役員により北山より材料収集 |
![]() 得た材料をどんど設置会場へ 中心部の杭打ち |
![]() 支柱に太竹を立ち上げ縛る(長さ6m) |
![]() 最初の支柱は立ち固定 |
![]() 頑丈に結びつける |
![]() 笹の付いた竹を・・ |
![]() 次々と周りに立てかけ、針金で縛っていく |
![]() 相当多くの竹が立つ |
![]() どんどの形を整える |
![]() 周りを何重と無く、針金や縄で巻き付ける これで、直径4m,高さ6mの立派などんど完成 |
![]() 点火を待つ('08.1.14 15:00) |
![]() 各住民より持参された「しめ縄飾り」などを、周囲に結び固定する |
![]() 住民たちは15:30の点火に向けて、参集始まる |
![]() 冬日の午後、風邪も強く・・・、しかし初めての地区あげてのトンド焼きの火祭りを楽しみに、参加者も100名を越える 役員より御神酒&つまみが接待され、身体も少しは暖かくなって・・ |
![]() 乳母車も幼児から90才代の高齢者と・・・、ふれあい会話が進み、会場は輪・和・話で賑やか |
![]() 参集された住民の数にビックリするやら、嬉しいやら・・・、苦労した甲斐が十二分に報われた環の2名の役員の顔顔そして顔 |
![]() 御神酒振る舞う |
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![]() 開会の挨拶をする久保区長 |
![]() 参加してヨカッタと・・お互いに目で合図? |
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![]() 子年の方・区長初め役員手で点火 |
![]() 生きよい良く燃え上がる、地区の将来を願って・・ |
![]() 周囲に取り付けられた多くのしめ飾りetc. |
![]() 燃え上がる火力を見上げる住民 |
![]() 児童たちは書き初めを炎に・・ |
![]() 勉強が出来、習字も上手になりますように・・ |
![]() わあ〜・・ぼくの・私の習字がドンドン舞い上がっていくよ |
![]() トンドの型も燃え崩れ・・ 次は待望の試食接待へと |
![]() 婦人会役員の善哉や煮物、それに「へそ団子」が待っている 突如、晴れて西日が差し込む |
![]() 役役員さんは大忙しい |
![]() 善哉を注ぐ婦人会員 |
![]() 会場のアチコチで美味しく食べる姿は微笑ましい光景 今の社会に無い得難い行事の復活に・・今更ながら嬉しく、企画運営に踏み切った地区役員さんに感謝とお礼を・・ |
![]() お碗の中には熱熱の大粒小豆・お餅2個が・・ お餅は300個余り準備 しかし、見る見るうちに鍋はからに・・・ あちらこちらで輪が出来、話は弾む |
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![]() いよいよ待望の「へそ団子」 最近はつくる家庭も少なくなったのでは? |
![]() 今年は閏年、青竹には13個のへそ団子が刺され・・ |
![]() 準備したへそ団子は150個余り |
![]() 火の暑さをこらえ、へそ団子焼き |
![]() 炭火の中で黒く灰がつき焼けた団子を・・ |
![]() 待ちわびている住民へ、如何ですか? 召し上がって下さい・・と差し出す。 |
![]() 焼きたて、熱々のへそ団子を口にして・・珍味を・・ |
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![]() お腹も満腹、話しも満杯・・・最高の出会いに感謝あるのみ |
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![]() 食べ物接待に携わってくれた婦人会役員さん |
![]() 児童たちは初めての「どんど焼き火祭り」を体験して、ヨカッタよ・・・とつぶやく |
![]() 吉井駐在所のご家族も参加 |
![]() 話しは尽きないが・・ |
![]() 閉会の挨拶をする岸本副区長 |
![]() 参加住民たちが帰ったどんど前で、盛大に終わった安堵感とやり甲斐があった行事を振り返りニコヤカナ顔に 吉井地区の繁栄と住民一人ひとりの健康と活躍を祈り、後片付けを・・・ |
![]() 地区役員さん! 本当にお疲れご苦労さん。 有り難う御座いました |
![]() 交通へ入りをお願いした消防団の役員さんと吉井駐在所 |
第一回
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![]() デジカメ写真をスライドショーとして、DVDに焼き付け保存する。 保管は区長または地区公民館、何時でも自由に視聴して下さい。 |
「火祭りTONDO」の由来・推移から現状については、こちらのPDF Fileへ | 火祭り“どんど焼き”とは、日本各地で行なわれる小正月(1月15日)の火祭りです。 地域によっては、北陸・東海地方は「左義長」、関西は「とんど焼き」、九州は「鬼火焚き」、静岡県では「さいと焼き」と呼ばれている。 正月に使った門松・しめ縄・しめ飾り・おみくじ・お札・お守り、破魔矢、祈願成就した「だるま」などを持ち寄って焼き、その火にあたったり、団子(へそ団子)や餅を焼いて食べて無病息災・五穀豊穣を願うものです。 お正月にお迎えした神様をお送りする日本の伝統的な行事(1月の14日の夜または15日の朝)です |
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昔の吉井部落のトンド(どんど焼き) どうして各戸を分類して組まれたかは不明だが、2〜10戸の小集団が10群以上地区内に在ったように思う。 集団ごとに材料を揃え、当日(14日)の午後に周辺の田に各戸から2名前後が出席し共同作業でトンドを組み立てた。そして薄闇になった夕刻一斉に点火するため、辺り一面は煙が立ち上げたものだ。 組立→点火燃焼→様子状況→事後処理 青竹を骨格として、藁を詰めて円形の櫓(やぐら)を組み、これに火を投じてしめ縄や松飾りなどを焼く。 豪快に燃え上がった火の中に書初めを青竹の先につけ投じ、高く舞い上がると上達するなどといわれる。 火力がすこし弱まった頃を見はからって青竹の先に団子や餅を刺して焼き、お互いに交換して食べる。各戸からは家族全員が参加した。 (買うてんか、買うてんか・・・の合言葉でお互いに食べ比べる風習)。 1本の青竹に挿すへそ団子の数は12個(但し、閏年は13個)とされている。 青竹に挿した団子の1個は残して家に持ち帰り神棚に、そして最初の雷鳴時に家族分け合って食べれば、その年は雷事故から免れるとも伝えられてきた。 どんど焼きの燃えさし(種火)は魔除けになるといわれ、家路に持ちかえり門口に立てたり、火を持ち帰り灯明に点火などする。 |