スズメ目 ヒヨドリ科 ヒヨドリ
日本、琉球列島、台湾、小笠原等に分布。
低山帯の森林、村里に住み、冬は数羽の群れとなって住宅地の庭にも飛来して、ピーピーとかん高い鳴き声を出して飛び回る。虫類の他にナンテンやマンリョウの赤い実を特に好む。
卵期は5〜7月、1巣4〜5卵で大きさは約29.5×20.5mm
卵
巣により卵数の変化が大きい
大きな木の枝に枯草で巣を作る。(大都市の公園や庭園でも造る)
親鳥の大きさはツグミぐらい。大部分が青灰色で頭部の羽毛は柳葉状に立ち、耳毛は栗色。
波状に飛び回り、鳴き声は「ひいよひいよ」とやかましい。
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1.ナンテンの木に飛来し、周囲を警戒する
2.警戒心が強いので、なかなか実を食べようとはしない
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3.やっと、目当ての実に焦点を絞るが、
常に周囲を見渡し安全を確認する
4.検討を衝けて、狙いを定める一瞬
5.補食に行く、その1
6.補食に行く、その2
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7.ナンテンの実を口にした瞬間!
8.口に飲み込む一瞬!
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9.食後の一休み?
11.飛び立つ前の行動?一匹のヒヨドリを追って・・・!
1.から11.の記録写真
こうした一連の行動で、ナンテンの実を食べ尽くしていく。間もなく一個の実も無くなることだろう!
ヒヨドリは警戒心が特に強いので、写真に収めることは至難である。
(3月11日・16時頃、自宅の庭に飛来してくるヒヨドリをガラス窓越しにシャッターを切る)
つるし柿(干し柿)を食べるヒヨドリ(3/26. 6:30撮影)
(1)飛来し、梅の木に留まる
ナンテンの実を食べ尽くし、隣の干し柿を狙うヒヨドリ一匹
(2)周囲を警戒中
(3)ナンテンの実が無くなったから、
次は「干し柿」にしようか?
沢山あるから当分は大丈夫
(4)餌との距離を測りつつ・・・
いざ飛びつく瞬間
(5)オット、少し遠すぎたかな?
もう少し近くに行かねば・・・
羽をばたつかせ、距離を詰める
(6)ヤット餌に、甘くて美味しいよ
(7)一つまみ・二つまみ・・・
(8)美味しい・・?
誰も来ないから、ゆっくり食べよう!
田舎の早朝の出来事
?もう一口・・・食べよう!
梅の花を食べるヒヨドリ
雨上がりの午後、梅の木に、14:00撮す
干し柿の紐に食らい付き食をする
紐に止まり身体を水平にして干し柿を食い尽くす3/27 13:35一連の撮影
足を手の如く使い、身体を水平又は逆さになって干し柿をこついて食する瞬間後方の木はナンテン
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?地上に降りてミカンの皮を食する
ヒヨドリ(3/16.8:10撮影)
?庭に捨てられたミカンの皮をついばむ
雑食性で食欲旺盛
(この3枚は'03.3.16 門先にて)
?冬季で山には餌もなく里に下りてきて、手当たり次第に餌を求めるヒヨドリ
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梅花の蜜を吸いに飛来したヒヨドリ
(3/27. 8:30撮影)
雑食性のヒヨドリは周囲に餌が無くなり、花の蜜を吸いに現れる
めぎ科 |
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黄白色ナンテンの実 |
白ナンテン・アップ |
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真っ赤な実 |
葉も紅葉して美しい! |
重みで垂れ下がる南天の実 |
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1/6の冠雪で紅白の調和が見応えあり。 |
雪の重みに堪え忍ぶナンテン |
グリーンとレッドの調和よろしく! |
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《南天の説明》
(1)南の空。
(2)南天竺(なんてんじく)の略。
(3)メギ科の常緑低木。中国大陸原産。高さ約2〜3メ-トルに達する。葉は羽状複葉。初夏、白色の小六弁花を総状につける。晩秋から冬、球形で赤色の果実をつける。暖地に自生し、また観賞用に植栽。漢名、南天竹・南天燭。「南天の実」は(季語)冬。〈元和本下学集〉
○マンリョウの実
《マンリョウの説明》
まん‐りょう【万両】
ヤブコウジ科の常緑小低木。高さ約1メ-トル。葉は長楕円形で厚く、光沢がある。夏、葉腋に白い小花を下向きにつけ、果実は球形、赤熟して冬から春まで保ち、観賞用。別科のセンリョウに似るが大形。
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ナンテンの実を食い尽くしたヒヨドリは 万両の実を見つけ食べに群がる 間もなく全て食べ尽くされそう! |
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辞典から引用のマンリョウ |