◎カノコソウ(鹿子草)・キョウカノコソウ(京鹿子草)・シモツケソウ(下野草)・
カノコソウ 別名: ハルオミナエシ(春女郎花) カノコソウ (鹿子草)
オミナエシ科カノコソウ属
多年草 草丈 約60cm 開花は5〜7月
別名:ハルオミナエシ(春女郎花)
日本全土の少し湿った山地、荒地に自生。
北海道〜九州の山地の谷の湿った草地に生える。茎は高さ40〜80cm。葉は対生し、羽状に全裂し、粗い鋸歯がある。花は淡紅色で密な散房花序につく。花冠は直径約3mm。雄しべは長く花冠から突きでる。
似た花にツルカノコソウがある。イソ吉草酸を含むため、独特の強い香りがある。
根には鎮静作用があり、ヒステリー、神経過敏症、心悸亢進などに用いられる。線香などの香料原料にもなる。
昭和初期には大量に栽培生産され、除虫菊、薄荷と共にヨーロッパに輸出されていました。その後、合成品が主に使われるようになりましたが、最近、穏やかな効き目が見直される。
生薬名は吉草根(きっそうこん)、纈草根(けっそうこん)
薬用部位:根と根茎
キョウカノコソウ(京鹿子草)
シモツケソウの葉柄には側小葉が付くが、キョウカノコには付かないそうです
庭の木々の日陰で開花('08.6.7)
花と葉に特徴がある
キョウカノコソウの花アップ('08.6.7)シモツケソウ(下野草) シモツケソウ
学名:Filiopendula multijuga
バラ科シモツケソウ属
関東以西に分布
草丈約30〜120cm 耐寒性 耐暑性 花期5〜6月 落葉性宿根草
フワフワと霞みの様な形で、柔らかい印象
葉は複葉であるが、頂小葉が大きく5〜7裂して1枚の葉のようにみえ、葉柄の側小葉は托葉と間違えてしまうほど小さい。蕾のときは赤い小さな玉で美しく、咲いても多数の長い雄しべが広がりピンクの霞がかかったようになり見事である。葉は5〜10裂した掌状の奇数羽状複葉で頂小葉が大きい。
木本のシモツケに似ているが、シモツケは葉が狭卵形・広卵形なので区別できる。
別名クサシモツケ 花期は7〜8月
本州の関東以西及び四国・九州地方に分布
開花時間や時期により、写り方が異なる
葉に特徴を示している
葉から見てクサシモツケ?
クサシモツケ
白色花にピンク色混じる('08.6.12)開花直ぐの花穂
園芸用の改良で花色は多種
宿根アサガオ(琉球朝顔) 宿根アサガオ ヒルガオ科
多年草(つる性) 開花期は6〜11月
モミジ葉のクリスタルパールピンク(クリスタルブルー)
沖縄や東南アジアを原産とする多年草のアサガオ,0℃以上で越冬
鉢植えアサガオ('08.6.20)朝はブルーで、午後から夕方にかけてピンク色に色が美しく変化(一日中咲いている)
別名の多い宿根性の朝顔で、交雑しやすい。
高温になるとやや色が薄くなり、ピンク色を帯びる。結実はせずに冬は地上部は枯死
ハート葉(スペード葉)のスカイブルー(オーシャンブルー)
多年草(つる性) 開花期は7〜11月
青からピンクに花色が変わる房咲きの朝顔
ヒルガオ科ヒルガオ属の半耐寒性宿根草
沖縄・南国系の房咲き、終日咲きの朝顔
花色変わりが大変美しい大輪房咲き、西表(イリオモテ)アサガオまたは琉球アサガオとも呼ぶ
1房に最大10輪くらいの花をつけ、毎日次々に開花して長い期間にわたって楽しめる。草丈は10m以上にもなる
房咲きマル葉のクリスタルブルー
多年草(つる性) 開花期は7〜11月
濃青色から白赤紫に花色が変わる房咲きの朝顔
ヒルガオ科ヒルガオ属の半耐寒性宿根草(一日中咲いている)
完全に開花した状態でもなく、夕刻には完全にすぼんだ状態でも無く一日を終える
ドンドン蔓を伸ばし成長
モミジ葉のクリスタルパールピンク
見事は宿根アサガオ・一輪開花('08.6.20朝)
雨滴の残るクリスタルパールピンク('08.6.20)
宿根アサガオ・スカイブルーの葉('08.6.20)
スペード葉のスカイブルーの葉
開花時間と共に青色系からピンク色系に変化する
昼前の花色
二輪開花('08.7.5の昼過ぎ)
マクロ撮影
マクロ撮影('08.7.5の昼過ぎ)
朝顔は季節のより開花がずれる
アサガオはもともと南アジア原産の花で、奈良時代に遣唐使がこの種子を持ち帰ったのが国内でのアサガオのはじまり。
アサガオの花は時間をかけて開花
アサガオは日没後10時間で開花
故に、朝咲くとは限らず、アサガオは日没から10時間後に開花します。そのため日の出に遅れて開花をしたり、まだ暗い夜のうちから咲いていたりする
参照
次々と蕾つける('08.7.7)
蕾3個つける('08.7.8 /5:30)
一輪の蕾を上から撮る
3輪開花('08.7.8 /7:10)
一輪の中心部をマクロ撮影
開花した3輪を横から撮影
突如の雷雨に遭い花弁破れる('08.7.8 /12:10)
花色も赤紫色にと変化をたどる
昨日の開花後の花と今日開かんとする蕾('08.7.8 /5:30)
夕刻には完全にすぼむクリスタルブルー
別の宿根朝顔開花('08.7.20 /10:00)高さ3mの窓をのぼる
朝6時には開花していないが、8時過ぎに開花
房咲きマル葉のアサガオクリスタルブルー/アップ
早朝のクリスタルブルー('08.7.23 /5:30)
6時過ぎには開花する
昨日咲いた花・小さな蕾等をとらえる
一日開花していて、色が順次変わる不思議な朝顔
前写真のはなを正面より見る
モミジ葉のクリスタルパールピンクの花のような開花ではなく、八分咲きの状態が完全開花です
午前中は濃青色だった花も午後には赤紫色に変化し、19:10にはすぼみ始める。完全にすぼむのは夜になる
昼近くになれば花色もご覧のように変色('08.9.11/12:00頃)
横よりとらえる
昨日開花を終えた花、明日開花する蕾etc.が見られる
('08.9.11/10:00頃)
宿根モミジ葉の朝顔の葉('08.10.7)
明日開花する蕾アップ('08.10.7)
モミジ葉のクリスタルパールピンク開花('08.10.7)
見事なクリスタルパールピンク色('08.10.7)
周囲は暗い19:00でも開花('08.10.7)
一日中開花していた花も翌日にはすぼむ('08.10.8)宿根マル葉(スペード葉・ハート葉)朝顔/一輪の開花から閉花まで3日間の経過記録
中心部の「雌しべ」テレマクロ撮影
開花1日目と2日目の花色を比較('08.11.4)
2日目と1日目の中心部(雄しべ&雌しべ)比較
朝7:30では半開きだが、8:30には全開
9:10には1日目の花も開花
時間経過に伴い濃青色⇒濃赤紫色⇒赤白色に変化
花色の変化が一目瞭然
左右の花は同日の夕刻に捉えたもの
('08.11.4/17:00)開花から閉じるまでの一連の写真は OLYMPUS CAMEDIA SP-565UZ・IXY DIGITAL 920 IS・Panasonic Digital Hi-VisionCamera HDC-SD9の3種のカメラで撮影したため、色合いには微妙な異なりがあるが花態は事実を捉えている。
23枚の写真をクリックして、経過日時&コメントを確認しご覧下さい。
ここからは'09.7.22/5:40〜18:40間の花色の色変化を記載
5:50のオーシャンブルー
オーシャンブルー2輪
('09.7.22/5:50)
当日は46年振りの皆既日食
'09.7.22/10:00
時間毎の花色の色変化に注意して見て下さい
'09.7.22/10:00
'09.7.22/12:00
すぼみ掛けたオーシャンブルーの花色
'09.7.22/17:00
スペード葉のオーシャンブルー
花色変わりが大変美しい大輪房咲き、西表(イリオモテ)アサガオまたは琉球アサガオとも呼ぶ
1房に最大10輪くらいの花をつける
一房に6輪付けたオーシャンブルーの蕾
('09.7.22)
日暮れで周囲も暗くなり始める
'09.7.22/18:40
開花した花の2日目の朝
後は落下して、次の新しい蕾の生長・開花を待つ
横から見る('09.7.23/5:30)
昨日開花した花も閉じて、後は落下するのみ
'09.7.23/5:30
アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオ・ユウガオの簡単な識別の仕方を表にする。クリックで拡大して見て下さい
種を播種する事なく昨年と同じ場所で発芽し開花(2011.8.3)
涼しさを倍増する花(2011.8.3)
淡い花色('11.8.3)
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