自宅庭にて('06.2.25)ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ(ロウバイ科)は、中国中部原産の落葉性の低木で、高さ4メートルくらいになります。冬に咲く花木の代表種。
幹は叢生(そうせい)して分岐します。葉は対生で短い柄があり、卵形で長さ7〜15センチで、先は長く尖って、無毛です。
1〜2月に、葉に先立って花をつけます。花は短い花梗(かこう)をもち、直径2〜2.5センチの芳香のある花を、やや下向きにつけます。
2輪アップ('06.2.25)花被片(かひへん)は多数あり、外側のものは淡黄色、内側のものは紫褐色となり、雄ずいが5〜6本あります。
ロウバイの類似植物には、素心蝋梅(ソシンロウバイ)があり、花弁が鮮やかな淡黄色で、ロウバイのように中心部が紫褐色でない点が異なります。
他に、花被片の幅が広く、花も大型で、直径3〜4センチになるトウロウバイがあります。名前の由来として、花がロウ細工のように美しいという説、花弁の色が蜜蝋に似ているからという説、臘月(旧暦12月)に咲く花が梅に似ているという説等があります。
花が散り、新芽を出す('06.4.6)
葉が成長('06.4.13)
花が散り、時間をおいて新芽からドンドン葉が大きく成長('06.4.13.14:00)
葉の生育('06.4.21)
葉はドンドン成長('06.4.28)
葉もすっかり成長('06.5.12)
若葉から力強い青葉に成長する(5/12)
青葉から完全に成長した葉に。
夏に向けて、光合成が盛んになる(6/11)
今年も開花('10.2.4)
一枝マクロ撮影('10.2.6)
一輪マクロスーパー撮影
開花後の時間経過による花心の様子
開花の各様を持つ枝('10.2.8)
ロウバイ開花
今季は厳冬のためヤット開花始まる('11.2.10)
順次更新します。 乞うご期待!
クロローバイ(黒蝋梅) 自宅庭
他の庭木と共存して育つ黒蝋梅
珍しいクロローバイ('08.4.26)
自宅庭植えの珍種、朝陽を受けて見事に開花
角度を変えて撮す('08.4.26)
花開く('08.4.30)
花スーパーマクロ撮影('08.4.30)
直径2〜3cmの小花開花後の実?('08.5.15)
◎サンシュウ
蕾み堅し('06.2.25)ミズキ科 落葉高木、中国原産、漢方薬
中国に自生、高さ7〜10mの落葉性高木。享保年間(200~250年前)に渡来。
早春の花として生花にもちいる日本的な花木。
開花期は3月初めで、未だ葉の出ていない枝に小さい黄色の花が小枝の先に固まって多数つく。
幹や枝の皮がうろこ状にはげ落ち、良く分枝し小枝は対生する。
果実は長だ円形でグミに似て秋には熟して赤色から紅色となる。
半日陰が良く育つ。
以下は、自宅庭での記録写真
蕾膨らむ('06.3.4)
気温が10℃を超え、蕾和らぐ(3/4)
がくが弾け、中から黄色の可愛い花が多数顔を覗かせる
開花始める
2日続きの15℃の気温に蕾弾ける(3/8)
多数の小花が開き始める(3/8)
一輪開花(3/10小雨降る)
今日は寒く小雪舞う中で、ドンドン開花
(3/13.10:30撮影)
可憐な小花が開花始める
開花の様子をアップ(3/13.10:30)
満開のロウバイ木(3/15.10:30頃)
花アップ
一個一個の可憐な花の開花状態
6分咲の状態(3/15撮す)
群がって開花するロウバイ花(3/15)
可憐な花・開花
満開の花を横からアップ(3/15)
全花が満開(3/17.10:00)
満開の一輪
満開のサンッシュウ('08.3.18の夜)
花も衰え始め、新芽ふく
('06.4.13)
長期間咲いた花も美しさを無くすると同時に、新芽を出し始める。
('06.4.14.14:00)
遅咲きの花と幼葉
新芽が成長して葉が生育する
('06.4.21)
遅咲きの花が所々に、葉が成長し個体自身は緑色が多くなる('06.4.28)
葉が成長('06.4.28.夕刻撮影)
花も落下し、すっかり若葉になった個体
('06.5.12.正午)
若葉から新緑色の葉に('06.5.12)
葉の成長も止まる('06.6.11)
葉の裏が赤見を帯び、個体の変化は止まる
サンシュウ結実果('09.10.20)
初めての結実果
真っ赤で小さな実が沢山実る自宅畑のサンシュウの木
実の拡大
グミに似て美味しそう、一粒試食?? あまり甘さはなく、口に残る渋みがあり、人には食べれそうでない。
しかし、周囲に食べ物(柿etc.)がなくなるとヒヨドリが飛来して食べている
葉の表面と結実果('09.10.20)
結実果の着く様子と葉の裏面('09.10.20)
実の縦断面と種子
多くの赤い果汁が出て中には種子が1個
肉厚の種肉
寒気もヤット遠ざかりサンシュウも蕾膨らみ開花間近('11.3.6)
畑のサンシュウ
見事に結実した実('13.10.29)
完熟した実・1個アップ
毎年開花時に活け花として活用中のサンシュウ、今季は結実する
家庭に持ち帰り撮影('13.10.29)
落下していた実も拾ってきて一緒に撮す
◎ジンチョウゲ(沈丁花)
開花中のジンチョウゲの個体('08.4.1)ジンチョウゲ(沈丁花/別名:輪丁花)
沈丁花(じんちょうげ)科。
学名 Daphne odora 、 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲとも言う
原産地は中国南部、日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたとされる。日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。挿し木でふやす。赤く丸い果実をつけるが、有毒なので注意が必要である。 花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの漢方薬
ジンチョウゲ開花の様子('08.4.1)
1本の個体の部分アップ開花:2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。
つぼみは濃紅色であるが、開いた花の内側は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香(甘ヅッパイ匂い)を放つ。
枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。花を囲むように葉が放射状につく。葉:月桂樹の葉に似る。
花:白色又は紅紫色の4弁花が、枝の先に集まって咲き、とてもよい芳香
部分アップ品種:ジンチョウゲの主な品種は以下のものが掲げられる。庭木として用いられる。
・シロバナジンチョウゲ - 花色が白
・ウスイロジンチョウゲ・花が赤紫色
・フクリンジンチョウゲ - 葉の縁に斑入り
品種もいろいろあり楽しめる
ワイド画像はVideo Camera撮影
満開に開花した紅紫チンチョウゲ(709.3.19)
今年も開花したチンチョウゲ('09.3.19)
花の基部を覗く
今年も開花始まる('10.3.4)
開花の最も早い花穂('10.3.4)
蕾が膨らみ開花間近('11.3.6)
早咲きの一輪アップ('11.3.7)
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