四季折々   NO.11  
子宝草(コダカラソウ)

葉の表と子株
個体の殆どの葉に不定芽(子株)が造られる
弁慶草とか、コモチソウとかでも呼ばれる

葉の裏と子株
葉で成長した多数の子株には、根も伸び何時でも個体に成長する段階(葉の裏面より)

葉の側面と子株
コダカラソウ(子宝草) クローンコエ
学 名 Bryophyllum 'Crenatodaigremontianum'
ベンケイソウ科、マダガスカル地方原産
多年生植物,葉から落ちた子株は、条件さえ整えば個体にと生長する。

金の鳴る木と共存
最低の越冬温度は5℃、支柱が短くくの字形に折れて1m30cmまで伸長、
折れ曲がった個体(右側)金の成る木との共存

群生して開花
栽培してから15年目にして初めて開花

花アップ
花アップ('06.2.5)

1m30cmの先端で
天井まで伸びて開花した子宝草

花アップ
左写真の花アップ('06.2.12撮影)

開花中の花と莟
まだまだ多くの蕾を持つ、当分開花が楽しめる ('06.2.12現)

開花後、葉に不定芽
葉に不定芽(子株)が無数('06.7.21)
花の跡より不定芽1
開花後の花の跡から子株成長('06.7.21)
花の跡より不定芽2
咲き終わった花の基点より、子株が生長して幼根を伸ばす(自宅鉢植えにて、'06.7.21)
コダカラソウ10
逆光で撮ったコダカラソウ・子株
コダカラソウ11
子株アップ('11.2.10)
 
沖縄コダカラソウ(子宝草or子持草)
ベンケイソウ科ブリオフィルム属(カランコエ属に分類される場合もある)多年草
マダガスカル原産のコチョウノマイ(胡蝶の舞)とコダカラベンケイ=シコロベンケイ(子宝弁慶=錣弁慶)の交配種
この植物をコダカラベンケイと呼ぶのは誤り
(コダカラベンケイはコダカラソウの交配親に当たる植物)



貰ってきたコダカラソウ故に正確な名前は不明だが、沖縄コダカラソウ?とでも命名しておこう。今後自宅でも増殖・成育を試みる。
個体
沖縄コダカラソウの個体全景
花
上端の花をマクロ撮影('08.3.29)
外に植えれば1m以上の成体に成長
花アップ
上記花を下方よりスーパーマクロ撮影
咲き終えた花一輪の花/断面
不稔性のため種子は出来ず
新個体の成長
その後、枝と葉柄の間の新個体(約5cm)成長する
新個体アップ
枝と葉柄の間の新個体(約5cm)アップ

大きく育つ新個体('08.6.5)
個体の基部(根本の拡大)
自宅鉢植え個体の根本('08.3.28)
一枚の葉を挿しておくと数日で根付き、成長した新個体(写真左下が新個体)
新個体
譲り受けた新個体の幼体(左記写真を拡大)
新個体も順調に成長している('08.4.6)
葉を挿し増殖を
鉢植えにて増殖するため葉を土の挿す
('08.3.28)
成育して成体に育つことを願って!
沖縄コダカラソウ9
33日目で双葉の新芽(子ども)成長
('08.4.30)
掲載のWide写真はDIGITAL Full Hi-Vision Cameraで撮影
沖縄コダカラソウ10
スーパーマクロ撮影で幼葉アップ
双葉の長径=7mm
沖縄コダカラソウ10_2
一枚の葉を挿してから43日目に発芽し成長中 ('08.5.12)
その後、元葉が退化したので新芽だけを植える
'08.6.5/大きく成長中
3段目の双葉もでき成長中 ('08.6.5)
オキナワコダカラソウ15
成長中の個体('08.12.1)
オキナワコダカラソウ16
個体・根本アップ('08.12.1)
オキナワコダカラソウ17
個体・先端部アップ('08.12.1)
オキナワコダカラソウ18
先端花穂マクロ撮影('08.12.1)
オキナワコダカラソウ19
花穂は下に垂れ、花弁が覗き色づく('08.12.19)
オキナワコダカラソウ20
花弁がラッパ状に開き、一輪開花('08.12.20)
沖縄コダカラソウ'08.12.26 沖縄コダカラソウ下部 沖縄コダカラソウ
上部の花穂アップ('08.12.26
沖縄コダカラソウ
一輪一輪開花始める('08.12.26)

沖縄コダカラソウ25
全て咲き終える('08.12.30)

沖縄コダカラソウ26
一つの花穂アップ('08.12.30)
沖縄コダカラソウの上端部
沖縄コダカラソウの上端部

上端部のマクロ撮影

沖縄コダカラ27
花の跡に新個体(新芽)が成長し約2cmまで伸長('09.2.25)
ゆくゆくはコダカラ個体として成長・開花に至る

 

別品種:コダカラソウ
亜種のコダカラソウ(辞典より)
別品種:コダカラソウ
亜種のコダカラソウ(辞典より)
若い時期の個体
若い個体の子株生成(辞典より)
若い個体の子株
子株生成の初期(辞典より)
子株アップ
子株アップ(辞典より)
別品種:コダカラソウ(辞典より)
別品種:コダカラソウ
以下12枚の写真は、辞典より引用する
左写真アップ
亜種のコダカラソウ(辞典より)
コダカラソウ9
亜種のコダカラソウ(辞典より)
セイロンベンケイ草セイロンベンケイソウ
セイロン弁慶草、灯篭草、ハカラメとも呼ばれる
セイロンベンケイ草
セイロンベンケイソウの灯篭状の花
セイロンベンケイ草・葉と子株生成状態
セイロンベンケイソウの不定芽(辞典より)
セイロンベンケイ草の個体個体の成長点 ベニベンケイ草
ベニベンケイソウ(辞典より)
異種のベニベンケイ草
ベニベンケイソウ(辞典より)
異種のベニベンケイ草
ベニベンケイソウ(辞典より)
葉から芽が出る状況
葉から芽が出るからハカラメとも云われる
異種のセイロンベンケイ草
セイロンベンケイソウの花

シクラメン(カガリビバナ)

シクラメンの個体 花
シクラメン
サクラソウ科シクラメン属、球根で多年草
別名:カガリビバナ(花が「かがり火」に似ているからつけられる)とかブタノマンジュウ(球根が丸くて豚の饅頭・パンのように見えるから)の名が付いている。
実生アップ
弾けた実生と種弾けた実生と多数の種子
今年は珍しく、2個の実生をつける(結実)
一株のシクラメン
花も終わりに近づき、実生弾ける
我が家の窓際で育ったシクラメン('06.5.5)
弾けた実生と種子1
実生と種子の実測('06.5.5撮影)
弾けた実生と種子2
弾けた実生を上から拡大
実生の直径は約1cm,種子の大きさは約3〜4mmshusinoka
種子の形はいろいろだが、米粒の1/2位の大きさのものが約50粒採種する。
シクラメンが種から育つことはあまり知られていないが、十分育てられる。
種まきは8月下旬(6月上旬に播種しても良い)に行い、発芽までは40〜50日をようする。
発芽する頃には、概に球根は出来つつあり、2年後の冬〜秋にかけて開花する。
後は、鉢と土づくりと水管理である。
地中海東部に自生、温室・球根植物の代表的な鉢物。
種子は8〜9月に蒔き、発芽すると箱に移植。冬は温室で育て日光に十分当てる。シクラメンは冷涼な気候では良く生育するが、暑さに弱いので夏は風通しの良い半日陰で育てる。
開花した株を翌年も咲かせたいときは、6月頃から水やりを中止し、雨に当たらぬ涼しいところで休眠させる。9月には鉢を植え替えて水やりを少しずつ行い、発芽してきたら正常な管理に戻すと良い。
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