四季折々   NO.2

モクレン
モクレン科
   
モクレン属

花が紫色なのでシモクレンともいう

落葉低木、原産は中国

枝は灰白色、短枝よく発達、

皮目は円形または楕円形、灰白色で

やや隆起し、縦に裂開する。

花芽は大きく卵形、毛を密生する。

葉痕は鎌状または新月状で灰褐色の短毛がある。

開花期は3〜4月

同じモクレン属で山で見かけるシデコブシやヒメコブシがある。

下図
ハクモクレン
中国原産の落葉低木、樹高は15m位になる。

花は白色、弁は9枚、みな同形、長さ7〜8cm、幅3〜4cm、

花芽は枝端に生じ、卵状紡錘形、黄褐色の毛を密生。

花の内面は白いが、外面は淡紅紫色である。

開花期は4月

庭のモクレン

青空に伸びるモクレン

田舎の風景とマッチして!
開花期の全盛も終わり、若芽を覗かせる(4/23撮影)

若葉を付けたモクレンUP

花芽の先端をアップ撮影(4/23)

紫色の花と若葉の淡い緑色
それに空の青色との色合いも良し若芽が出そろう


若葉に成長したモクレン(5/7撮影)

ハクモクレン
ハクモクレン

クンシラン
ヒガンバナ科
  
クンシラン属

南アフリカ原産、日本には1910年頃(明治末年)に渡来。

高さ40cm位の常緑多年草。

開花は早春から春におよぶ。

見事に開花
普通は株分けで増やすが、実生からでも増殖。但し、開花までは3年は必要。

葉は根ぎわより出て、幅4〜6cm、長さ40〜60cmになり、2縦列で重なって展開。

中心から扁平な花茎が伸び、頂部に10〜20個の花が散形花序を成して付く。

現在は観賞用に改良されている。
わい性、斑入り、花形、花色等種々栽培されている。

真上より見る花頂を上から見る  5/5撮影

昨年の果実(種子)昨年、形成した実(種子)(5/3)

花と蕾鉢植えの花と蕾 (5/6撮影)

花茎2本

太陽光を充分浴びていないため、赤みはが少ない。これから鮮やかな赤色の花弁に替わっていく(5/6.自宅にて)
1株の個体

角度を変えて撮す

葉・花茎・花軸及び花の成長状態が、
ひとめで確認できる。(5/6)
君子蘭満開
花頂を天上より見る('03.5.11撮影)
クンシラン9
クンシラン一輪アップ
('07.4.26)
右写真:今年も開花(満開花・新花体・種子)
クンシラン10
一鉢の個体
新しい花体1
薄い録色の花体('07.4.26)
新しい花体2
花芽色づく('07.5.2)
一週間で花色に色づく
開花始まる
一連の3枚写真は1株の個体の花体の成長を時間を追って撮った記録写真('07.5.5)
殆ど開花
夏日到来で開花も短時間に進行('07.5.7)
上記写真3枚と同じ個体の経過記録
クンシラン/'08.5.12
屋内で越冬して、今年も開花('08.5.12)
クンシラン・アップ/'08.5.12
頭上よりアップ撮影
クンシラン・スーパーマクロ撮影/'08.5.12
一輪スーパーマクロ撮影('08.5.12)

クンシラン発芽
昨年の実(種子)から新個体('08.6.7)


コブシ(拳・こぶし)

もくれん科モクレン属
高さ8〜10mの落葉高木、幹は直立し、樹皮は灰褐色で滑らか。多く枝分かれして若枝は緑色で毛はない。冬芽は長卵形で有毛。
はさかさ卵形または広い逆さ卵形、長さ6〜13cm、幅3〜6cmの全緑、上面は鮮やかな緑色、下面は淡い緑色で脈状に僅かに毛がある
は葉に先だって小枝の先にでる短い梗に1個ずつつき,花冠は白色で径8〜10cm、花弁は6個でへら状逆さ卵形、長さ5〜7cm、幅2.5〜3.5cm、基部の外側は紫色または紅色を帯び、雄しべは多数で花托柱の下半分につき、雌しべも多数で花托柱の上部につく。がく片は3個で皮針形または広い線形、長さ1.5〜2cm、幅3〜4mm、外面に軟毛が密生し、開花期にはがく片の下に小形の葉が1〜2個付く
(保育社「標準原色図鑑」より)
コブシの個体
木材はホオノキに似た散孔材で、床柱、まな板、しゃくし、箸、図版、漆器木地、楽器、彫刻等と用途は広い。
コブシとタムシバの比較
開花期にがく片の下に小形の葉が1〜2個付くのが特徴。
果実は袋果で短い円柱形、長さ7〜10cmで毛はなく、やや曲がり、熟すと裂けて赤色の種子が白い糸で垂れ下がる。
開花期は3〜4月。
果実の形から拳とも云われる
開花
大輪お花、見事に開花する('06.4.3)
一輪アップ
自宅畑にて開花、一輪アップ('06.4.3)

タムシバの個体
同じモクレン属のタムシバ。高さ5m位でがく片の幅がやや広く、花の下には小形葉はない(保育社「標準原色図鑑」より)
落下後アップ
花落下後、果実生成?('06.4.13)
新芽吹く
新芽吹く('06.4.13)
コブシとタムシバの比較2
AKRON大学のコブシ
のコブシ(4/16)
AKRON大学のコブシ2
大学研究棟の隣のコブシ・アップ
The University of Akron '06.4.16)
AKRON大学のコブシ3
横から見たコブシ
萼の下の小葉が特徴('06.4.16)
コブシ11
新芽成長('06.4.21)

コブシ12・果実?
果実の生成か?('06.4.28)

コブシ13
葉と実生の成長続く('06.5.12)
kぶし14
個体全体が成長する(落葉は嘘のよう'06.5.12)
コブシ151ヶ月たっても果実の生長は殆ど無し。
葉は若葉から青葉へと成長('06.6.11)

カリン シュンラン(春蘭)  卯の花(うずき)

カリン 卯の花1 卯の花2
春蘭1
シュンラン(春蘭)の群生
春蘭2
春蘭の部分Upと超Up
春蘭3
ミヤコワスレ1 ミヤコワスレ2
ミヤコワスレ(都忘れ)
 

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